1:フライゴン投稿日:2014/07/14 18:30:12 ID:oP7kbNjI

ジラーチ「よく可愛いって言われますが歴とした男ですよ♪」
ジラーチ「実は僕には2つ、特技が有りまして…」
ジラーチ「1つは…七日間、一睡もせずに活動出来る事。」
ジラーチ「もう1つは……」
ジラーチ「どんな願いでも叶える事が出来るんです!」
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2:フライゴン投稿日:2014/07/14 18:30:39 ID:oP7kbNjI
ジラーチ「例えば先程、ドータくん…?とか言ったポケモンの願い事を叶えてあげました」
ジラーチ「彼…凄く嬉しそうでした」
ジラーチ「と、まぁ嘘みたいだけど本当です」
ジラーチ「そしてそれが、僕のお仕事でもあります」
ジラーチ「ですが皮肉なことに」
ジラーチ「僕自身の願いは叶える事は出来ないんです……」
ジラーチ「彼…凄く嬉しそうでした」
ジラーチ「と、まぁ嘘みたいだけど本当です」
ジラーチ「そしてそれが、僕のお仕事でもあります」
ジラーチ「ですが皮肉なことに」
ジラーチ「僕自身の願いは叶える事は出来ないんです……」
4:フライゴン投稿日:2014/07/14 18:33:17 ID:oP7kbNjI
ジラーチ「僕の願いとは…勿論……」
ジラーチ「親友に会う事」
5:フライゴン投稿日:2014/07/14 18:36:17 ID:oP7kbNjI
ジラーチ「少し昔話になりますが…」
ジラーチ「彼と一緒に居る時は本当に幸せだった」
ジラーチ「彼以外で僕に会いに来るひとは、願い事を叶えて貰おうと必死の亡者のような人達でしたから…」
ジラーチ「一緒に遊び、笑い、いろんな事を知った」
ジラーチ「人と繋がるありがたみも、その時初めて知りました」
ジラーチ「でも…幸せは、そう長くは続きませんでした」
ジラーチ「彼と一緒に居る時は本当に幸せだった」
ジラーチ「彼以外で僕に会いに来るひとは、願い事を叶えて貰おうと必死の亡者のような人達でしたから…」
ジラーチ「一緒に遊び、笑い、いろんな事を知った」
ジラーチ「人と繋がるありがたみも、その時初めて知りました」
ジラーチ「でも…幸せは、そう長くは続きませんでした」
7:フライゴン投稿日:2014/07/14 18:41:43 ID:oP7kbNjI
ジラーチ「僕は彼と七日間共に居た」
ジラーチ「七日目、ちょうど僕が眠りに就くころです」
ジラーチ「眠くなたと彼に告げたら、『一緒に寝よう』と言ってくれた」
ジラーチ「彼は嬉しそうだったし、僕も嬉しかった」
ジラーチ「寝る時、僕はいつも一人でとても不安だったからだ」
ジラーチ「その日はとても暖かかった」
ジラーチ「七日目、ちょうど僕が眠りに就くころです」
ジラーチ「眠くなたと彼に告げたら、『一緒に寝よう』と言ってくれた」
ジラーチ「彼は嬉しそうだったし、僕も嬉しかった」
ジラーチ「寝る時、僕はいつも一人でとても不安だったからだ」
ジラーチ「その日はとても暖かかった」
8:フライゴン投稿日:2014/07/14 18:42:36 ID:oP7kbNjI
ジラーチ「そして眼を覚ましたら…」
ジラーチ「隣に彼は居なかった」
9:フライゴン投稿日:2014/07/14 18:43:34 ID:oP7kbNjI
ジラーチ「勿論必死に探し回った」
ジラーチ「でも…彼は何処にもいない」
ジラーチ「僕には特技がある!願い事を叶えてあげる代わりに知ってることを全部話してもらった……でも」
ジラーチ「僕の親友を知ってる人は一人も居なかった」
ジラーチ「僕はもう一度、眠りに就いた」
ジラーチ「でも…彼は何処にもいない」
ジラーチ「僕には特技がある!願い事を叶えてあげる代わりに知ってることを全部話してもらった……でも」
ジラーチ「僕の親友を知ってる人は一人も居なかった」
ジラーチ「僕はもう一度、眠りに就いた」
10:フライゴン投稿日:2014/07/14 18:44:12 ID:oP7kbNjI
ジラーチ「来る日も来る日も探し回った」
ジラーチ「火山、海の底、空の果てあらゆる所を……」
ジラーチ「そんな暮らしをしている内に、あることに気付いた」
ジラーチ「いや、元々気付いていたけど…気付かない振りをしていたのかも知れない……」
ジラーチ「僕が眼を覚ますと……景色が違う」
ジラーチ「雰囲気が、街並みが、地形が違う……」
ジラーチ「火山、海の底、空の果てあらゆる所を……」
ジラーチ「そんな暮らしをしている内に、あることに気付いた」
ジラーチ「いや、元々気付いていたけど…気付かない振りをしていたのかも知れない……」
ジラーチ「僕が眼を覚ますと……景色が違う」
ジラーチ「雰囲気が、街並みが、地形が違う……」
11:フライゴン投稿日:2014/07/14 18:49:35 ID:oP7kbNjI
ジラーチ「僕が彼からあることを教わった」
ジラーチ「日が沈み、また昇る……それが1日だと」
ジラーチ「人は、日が沈んだら眠り…昇れば起きる」
ジラーチ「そして、何も変わらない1日が始まると……」
ジラーチ「じゃあ僕はどうだ?」
ジラーチ「起きている間に日は七回昇り沈みを繰り返す」
ジラーチ「眼を覚ませば、友がいない…見たこともない景色が広がってる」
ジラーチ「日が沈み、また昇る……それが1日だと」
ジラーチ「人は、日が沈んだら眠り…昇れば起きる」
ジラーチ「そして、何も変わらない1日が始まると……」
ジラーチ「じゃあ僕はどうだ?」
ジラーチ「起きている間に日は七回昇り沈みを繰り返す」
ジラーチ「眼を覚ませば、友がいない…見たこともない景色が広がってる」
12:フライゴン投稿日:2014/07/14 18:50:03 ID:oP7kbNjI
ジラーチ「僕は気付いた」
ジラーチ「僕は他の人とは違い、起きては寝てを繰り返さない」
ジラーチ「じゃあ僕はどれ程の時、眠りに就いている?」
ジラーチ「一週間?いや、違う……」
ジラーチ「恐らく、相当の時……」
ジラーチ「僕は他の人とは違い、起きては寝てを繰り返さない」
ジラーチ「じゃあ僕はどれ程の時、眠りに就いている?」
ジラーチ「一週間?いや、違う……」
ジラーチ「恐らく、相当の時……」
13:フライゴン投稿日:2014/07/14 18:52:39 ID:oP7kbNjI
ジラーチ「そして気付いた」
ジラーチ「僕の親友は死んでいる」
14:フライゴン投稿日:2014/07/14 18:53:09 ID:oP7kbNjI
ジラーチ「僕は嘆いた」
ジラーチ「僕の生きる糧、希望だった彼は……既に死んでいたんだ」
ジラーチ「そして深く絶望した」
ジラーチ「せめてもう一度、一目だけでも彼に会いたい」
ジラーチ「そんな願いすら叶える事は出来ない」
ジラーチ「僕の生きる糧、希望だった彼は……既に死んでいたんだ」
ジラーチ「そして深く絶望した」
ジラーチ「せめてもう一度、一目だけでも彼に会いたい」
ジラーチ「そんな願いすら叶える事は出来ない」
15:フライゴン投稿日:2014/07/14 18:56:27 ID:oP7kbNjI
ジラーチ「もしも、時が戻ったら……」
ジラーチ「そう考えずには居られなかった…」
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16:フライゴン投稿日:2014/07/14 18:57:46 ID:oP7kbNjI
ジラーチ「ですが、神はまだ僕を見放してはいませんでした」
ジラーチ「たまたま小耳に挟んだ些細な情報」
ジラーチ「その情報は僕にとって、この地球…いや、宇宙よりも大きく感じた…!」
ジラーチ「なんと信じられない事に……」
ジラーチ「時を司るポケモンがいる!!」
ジラーチ「たまたま小耳に挟んだ些細な情報」
ジラーチ「その情報は僕にとって、この地球…いや、宇宙よりも大きく感じた…!」
ジラーチ「なんと信じられない事に……」
ジラーチ「時を司るポケモンがいる!!」
17:フライゴン投稿日:2014/07/14 19:00:03 ID:63TiD4K2
ジラーチ「初めは耳を疑いました」
ジラーチ「当然です。僕の叶うことの無い願いが叶うかも知れないのだから…!」
ジラーチ「僕はその事について調べ尽くし、そしてわかった」
ジラーチ「そのポケモンは、シンオウ地方…テンガン山頂上にいる…!」
ジラーチ「当然です。僕の叶うことの無い願いが叶うかも知れないのだから…!」
ジラーチ「僕はその事について調べ尽くし、そしてわかった」
ジラーチ「そのポケモンは、シンオウ地方…テンガン山頂上にいる…!」
18:フライゴン投稿日:2014/07/14 19:05:44 ID:63TiD4K2
ジラーチ「こうして、今僕はやりのはしらに居ます」
ジラーチ「そして今日は七日目…」
ジラーチ「これが最後のチャンス…!」
ジラーチ「さぁ出てこい!!ディアルガ!!」
ジラーチ「姿を現せ!!!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…
ジラーチ「そして今日は七日目…」
ジラーチ「これが最後のチャンス…!」
ジラーチ「さぁ出てこい!!ディアルガ!!」
ジラーチ「姿を現せ!!!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…
19:フライゴン投稿日:2014/07/14 19:08:12 ID:63TiD4K2

ドドドドドド
ジラーチ「君が…ディアルガ……だね」
ディアルガ「…」
ディアルガ「……また…お前か…(ボソッ」
ジラーチ「……?」
ディアルガ「この……私に」
ディアルガ「何の用だ…?」
20:フライゴン投稿日:2014/07/14 19:09:15 ID:63TiD4K2
ジラーチ「僕を……友のいるあの時に戻してくれ!!」
ディアルガ「残念だか…それは出来ない」
ジラーチ「!ど、どうして!?」
ディアルガ「時は、生きとし生ける者全てに平等だ…」
ディアルガ「貴様だけその様な事…許されるはずがない」
ジラーチ「どうしても……か?」
ディアルガ「残念だか…それは出来ない」
ジラーチ「!ど、どうして!?」
ディアルガ「時は、生きとし生ける者全てに平等だ…」
ディアルガ「貴様だけその様な事…許されるはずがない」
ジラーチ「どうしても……か?」
21:フライゴン投稿日:2014/07/14 19:10:01 ID:63TiD4K2
ディアルガ「…」
ディアルガ「……たった1つだけ方法はある…」
ジラーチ「!?そ、それは…?」
ディアルガ「私を…」
ディアルガ「倒す事だ……!」
ジラーチ「!…そんなこと」
ディアルガ「……たった1つだけ方法はある…」
ジラーチ「!?そ、それは…?」
ディアルガ「私を…」
ディアルガ「倒す事だ……!」
ジラーチ「!…そんなこと」
22:フライゴン投稿日:2014/07/14 19:10:38 ID:63TiD4K2
ディアルガ「時を遡りたければ、時を上回ることだ」
ディアルガ「お前にはそれだけの目的があるのだろう?」
ジラーチ「……」
ジラーチ「わかった……」
ディアルガ「ようし……来い!」
ジラーチ「本気で行くよ!!」
ディアルガ「お前にはそれだけの目的があるのだろう?」
ジラーチ「……」
ジラーチ「わかった……」
ディアルガ「ようし……来い!」
ジラーチ「本気で行くよ!!」
23:フライゴン投稿日:2014/07/14 19:17:21 ID:63TiD4K2
ジラーチ「うおおおおっ!!」
ジラーチ「サイコキネシス!!」ズアッ
ディアルガ「ふん…」ギギンッ
ジラーチ「くっ…!効いてない…?」
ディアルガ「ドラゴンクロー!」ブンッ
ジラーチ「ぐああっ!」ドサッ
ディアルガ「どうした…?こんなものか」
ジラーチ「なめるな…!サイコキネシス!!」ズアッ
ディアルガ「むっ…?」ビキッ
ジラーチ「サイコキネシスは…特防を下げる効果がある…」ハァハァ
ジラーチ「サイコキネシス!!」ズアッ
ディアルガ「ふん…」ギギンッ
ジラーチ「くっ…!効いてない…?」
ディアルガ「ドラゴンクロー!」ブンッ
ジラーチ「ぐああっ!」ドサッ
ディアルガ「どうした…?こんなものか」
ジラーチ「なめるな…!サイコキネシス!!」ズアッ
ディアルガ「むっ…?」ビキッ
ジラーチ「サイコキネシスは…特防を下げる効果がある…」ハァハァ
24:フライゴン投稿日:2014/07/14 19:18:01 ID:63TiD4K2
ディアルガ「それが…どうした…?」
ディアルガ「私にそんな小細工が通じると思ったか?」
ジラーチ「…」
ディアルガ「私には如何なる攻撃も無力…」
ディアルガ「無意味…!無価値っ!」
ディアルガ「無駄無駄無駄ァ!!」
ディアルガ「時の咆哮!!」
ジラーチ「ぐあぁぁ!」ズギャッ
ディアルガ「私にそんな小細工が通じると思ったか?」
ジラーチ「…」
ディアルガ「私には如何なる攻撃も無力…」
ディアルガ「無意味…!無価値っ!」
ディアルガ「無駄無駄無駄ァ!!」
ディアルガ「時の咆哮!!」
ジラーチ「ぐあぁぁ!」ズギャッ
25:フライゴン投稿日:2014/07/14 19:20:44 ID:63TiD4K2
ディアルガ「ふん…終わったか…」
ジラーチ「まだ……だ…!」
ディアルガ「!…まだ生きてるのか…だが虫の息」
ジラーチ「…」ハァハァ
ディアルガ「まったく…」
ディアルガ「お前は醜い」
ディアルガ「過去にすがるその姿、見るだけで吐き気がする」
ジラーチ「…」
ディアルガ「お前の無限に続く悲しみ…私が絶ってやる」
ディアルガ「死をもってな!!」
ズガッ
ジラーチ「まだ……だ…!」
ディアルガ「!…まだ生きてるのか…だが虫の息」
ジラーチ「…」ハァハァ
ディアルガ「まったく…」
ディアルガ「お前は醜い」
ディアルガ「過去にすがるその姿、見るだけで吐き気がする」
ジラーチ「…」
ディアルガ「お前の無限に続く悲しみ…私が絶ってやる」
ディアルガ「死をもってな!!」
ズガッ
26:フライゴン投稿日:2014/07/14 19:21:25 ID:63TiD4K2
ディアルガ「なん……だと…?」
ジラーチ「長々と話してくれてありがとう」
ディアルガ「貴様…何故傷が治っている!」
ジラーチ「ほんの些細な…『願い事』だよ…」
ディアルガ「なっ…!」
ジラーチ「そして…今の君は酷く脆い」
ジラーチ「僕の…二つ目の『願い事』で簡単に砕けてしまう…」
ディアルガ「くそっ!?」バッ
ジラーチ「破滅の願い!!」
ディアルガ「ぐあああぁぁぁっ!!?」
ジラーチ「3つ目、僕の大きな本当の願いも……これで叶う……!!」
ジラーチ「長々と話してくれてありがとう」
ディアルガ「貴様…何故傷が治っている!」
ジラーチ「ほんの些細な…『願い事』だよ…」
ディアルガ「なっ…!」
ジラーチ「そして…今の君は酷く脆い」
ジラーチ「僕の…二つ目の『願い事』で簡単に砕けてしまう…」
ディアルガ「くそっ!?」バッ
ジラーチ「破滅の願い!!」
ディアルガ「ぐあああぁぁぁっ!!?」
ジラーチ「3つ目、僕の大きな本当の願いも……これで叶う……!!」
27:フライゴン投稿日:2014/07/14 19:22:24 ID:63TiD4K2
ディアルガ「くっ…」
ジラーチ「さぁ!僕をあの時に戻してくれ!!」
ディアルガ「ああ…約束は……守る」
ディアルガ「だか……」
ジラーチ「?」
ディアルガ「お前は、これからどんな事が起きても……後悔はしないか?」
ジラーチ「何を言ってるんだ…?するわけ無いだろう」
ディアルガ「そうか…」
ジラーチ「さぁ!僕をあの時に戻してくれ!!」
ディアルガ「ああ…約束は……守る」
ディアルガ「だか……」
ジラーチ「?」
ディアルガ「お前は、これからどんな事が起きても……後悔はしないか?」
ジラーチ「何を言ってるんだ…?するわけ無いだろう」
ディアルガ「そうか…」
28:フライゴン投稿日:2014/07/14 19:24:13 ID:63TiD4K2
ディアルガ「ならば今から…時を巻き戻す……」
ディアルガ「覚悟は良いか……?」
ジラーチ「ああっ!!」
ディアルガ「時よ……」
ギュウゥゥゥゥウン
~~~~~~~~~~~
~~~~~~~~
~~~~~
ディアルガ「覚悟は良いか……?」
ジラーチ「ああっ!!」
ディアルガ「時よ……」
ギュウゥゥゥゥウン
~~~~~~~~~~~
~~~~~~~~
~~~~~
29:フライゴン投稿日:2014/07/14 19:26:58 ID:63TiD4K2
チュンチュン チュンチュン
ジラーチ「ふぁ~~あ」
ジラーチ「よく寝たな!それじゃあ皆の願い事を叶えなくちゃ♪」
???「あの……」
ジラーチ「うわっ!」ビクッ
???「あ、ごめん……脅かしちゃった?」
ジラーチ「いや、急に来たから驚いちゃった♪まぁ良いや!君、願い事叶えてあげよっか?」
???「え?願い事……?」
ジラーチ「うん!そうだよ」
ジラーチ「ふぁ~~あ」
ジラーチ「よく寝たな!それじゃあ皆の願い事を叶えなくちゃ♪」
???「あの……」
ジラーチ「うわっ!」ビクッ
???「あ、ごめん……脅かしちゃった?」
ジラーチ「いや、急に来たから驚いちゃった♪まぁ良いや!君、願い事叶えてあげよっか?」
???「え?願い事……?」
ジラーチ「うん!そうだよ」
30:フライゴン投稿日:2014/07/14 19:27:47 ID:63TiD4K2
???「えっと…じゃあ木の実を一杯食べたいな」
ジラーチ「よーし任せて!それっ!」
ドドドドドド
???「うわっ!?……す、凄い…こんなにいっぱい」
ジラーチ「へっへ~凄いでしょ~」
???「ねえねぇ!君、名前何て言うの?」
ジラーチ「ぼ、僕…?ジラーチ…」
???「へー…それじゃジラーチ!僕と友達になろう!」
ジラーチ「へ?僕と…良いけど…」
???「それじゃあ向こうまで競争!」ダッ
ジラーチ「え!?あぁ待って~!」
~~~~~~~~~
~~~~~
31:フライゴン投稿日:2014/07/14 19:28:18 ID:63TiD4K2
???「キャッチボールしようよ!」
ジラーチ「ゼェゼェ……キ、キャッチボール?」
???「そうだよ、これをね…こうやって」
???「それっ!」
ジラーチ「うわあっ…とっと……ふぅ」
???「ナイスキャッチ!」
???「それを繰り返すんだよ」
ジラーチ「えへへ……楽しいね!」
~~~~~~~~~~~
~~~~~~~~
~~~~~
ジラーチ「ゼェゼェ……キ、キャッチボール?」
???「そうだよ、これをね…こうやって」
???「それっ!」
ジラーチ「うわあっ…とっと……ふぅ」
???「ナイスキャッチ!」
???「それを繰り返すんだよ」
ジラーチ「えへへ……楽しいね!」
~~~~~~~~~~~
~~~~~~~~
~~~~~
32:フライゴン投稿日:2014/07/14 19:28:51 ID:63TiD4K2
???「……そこでね、僕はこう言ったんだ」
ジラーチ「うんうん」
???「お前に食わせるタンメンはねぇ!!」
ジラーチ「あははっはっは!!」ゲラゲラ
???「面白いでしょ!」
ジラーチ「あっはっはいーひっひっふふふはははひひひ…」ゲラゲラ
???「……き、君は笑いの沸点が低いね……」
ジラーチ「だ、だって…こんなに面白いの…初めてなんだもん…ふふふ」
???「そ、そう///」テレテレ
~~~~~~~~~~
~~~~~~~
~~~~~
33:フライゴン投稿日:2014/07/14 19:29:54 ID:63TiD4K2
???「この木の実は甘くてー…この木の実は渋い」
ジラーチ「へ~」ヒョイッ
???「ああっ!ダメダメ!!」
ジラーチ「!?なに?」
???「これはね毒が入っててね…危険なんだ」
ジラーチ「へ~物知りだね!」
???「ジラーチもこのぐらい知ってないと危ないよ?」
ジラーチ「はーい気を付けまーす」
~~~~~~~~~~
~~~~~~~
~~~~~
35:フライゴン投稿日:2014/07/14 19:31:46 ID:63TiD4K2
ジラーチ「暗くなってきたね…」
???「そうだね…もう寝なきゃ」
ジラーチ「もう?早くない?」
???「1日の終わりにはしっかり寝なくちゃ」
ジラーチ「1日…?」
???「うん、日が昇って…沈んだらそれが1日」
???「日が沈んだら眠って…昇れば起きる」
???「そして明日、何も変わらない平和な1日が始まるんだ」
ジラーチ「へ~…僕退屈だから出掛けてくる」
???「あんまり遠くに行っちゃだめだよ?」
~~~~~~~~~~
~~~~~~~
~~~~~
???「そうだね…もう寝なきゃ」
ジラーチ「もう?早くない?」
???「1日の終わりにはしっかり寝なくちゃ」
ジラーチ「1日…?」
???「うん、日が昇って…沈んだらそれが1日」
???「日が沈んだら眠って…昇れば起きる」
???「そして明日、何も変わらない平和な1日が始まるんだ」
ジラーチ「へ~…僕退屈だから出掛けてくる」
???「あんまり遠くに行っちゃだめだよ?」
~~~~~~~~~~
~~~~~~~
~~~~~
36:フライゴン投稿日:2014/07/14 19:34:36 ID:63TiD4K2
ジラーチ「僕ら…出会ってもう一週間……だね」
???「早かったね…」
ジラーチ「ふぁ~~あ」
???「眠そうだね、七日間起きたから君も寝るんだろう?」
ジラーチ「うん…」
???「それじゃあ……一緒に寝よう!」
ジラーチ「え…?」
???「一緒に寝た方が暖かいし、寂しくないよ」
ジラーチ「うん……そうだね」
???「じゃあ寝よっか」
ジラーチ「うん…おや……すみ」スゥスゥ
???「…」
???「ふふ♪お休み」
~~~~~~~~~~
~~~~~~~
~~~~
???「早かったね…」
ジラーチ「ふぁ~~あ」
???「眠そうだね、七日間起きたから君も寝るんだろう?」
ジラーチ「うん…」
???「それじゃあ……一緒に寝よう!」
ジラーチ「え…?」
???「一緒に寝た方が暖かいし、寂しくないよ」
ジラーチ「うん……そうだね」
???「じゃあ寝よっか」
ジラーチ「うん…おや……すみ」スゥスゥ
???「…」
???「ふふ♪お休み」
~~~~~~~~~~
~~~~~~~
~~~~
37:フライゴン投稿日:2014/07/14 19:36:24 ID:63TiD4K2
???「ふぁ~…おはようジラーチ…」クルッ
???「ねぇおはよう」ユサユサ
???「ジラーチ…?」
???「おい!ジラーチ…ジラーチ!!」
ジラーチ「…」スゥスゥ
~~~~~~~~~~
~~~~~~~
~~~~~
38:フライゴン投稿日:2014/07/14 19:37:39 ID:63TiD4K2
???「ジラーチが眼を覚まさない……!」
???「誰か……!誰か!」
???「すみません、助けて下さい!!」
はぁ?知らねぇーよ
悪いけど役にたちそうにない
???「うぅ……」
~~~~~~~~~~
~~~~~~~
~~~~~
39:フライゴン投稿日:2014/07/14 19:39:14 ID:63TiD4K2
死んではいませんねぇ
???「じゃあなんで……!眼を覚まさないんですか!」
悪いが…私にもわからない
???「くそぉ…」
~~~~~~~~~
~~~~~~
~~~~
???「じゃあなんで……!眼を覚まさないんですか!」
悪いが…私にもわからない
???「くそぉ…」
~~~~~~~~~
~~~~~~
~~~~
40:フライゴン投稿日:2014/07/14 19:40:05 ID:63TiD4K2
そいつジラーチとか言う奴だろ?もう起きねぇーよ
???「うるさい!!」
チッ…勝手にしろ!
???「ジラーチは眼を覚ます…!」
???「そして、もう一度……」
???「一緒に遊ぶんだ……!!」
~~~~~~~~
~~~~~~
~~~~
???「うるさい!!」
チッ…勝手にしろ!
???「ジラーチは眼を覚ます…!」
???「そして、もう一度……」
???「一緒に遊ぶんだ……!!」
~~~~~~~~
~~~~~~
~~~~
41:フライゴン投稿日:2014/07/14 19:42:00 ID:63TiD4K2
???「ジラーチおはよう」
ジラーチ「…」
???「今日の朝御飯はモモンの実さ…君の大好物だろ?」
ジラーチ「…」
???「ほら…食べなよ?」
ジラーチ「…」
???「もう一度……眼を開けてくれよ……!」
~~~~~~~~
~~~~~
~~~
42:フライゴン投稿日:2014/07/14 19:43:41 ID:63TiD4K2
???「ただいま…」
ジラーチ「…」
???「君の事…噂になってるみたいで、お見合いには断られたよ……」
ジラーチ「…」
???「いや、君のせいじゃない」
???「晩御飯つくって来るよ……」
~~~~~~~~
~~~~~~
~~~~
43:フライゴン投稿日:2014/07/14 19:45:47 ID:63TiD4K2
???「ここを……出ていかなくちゃいけなくなった…」
ジラーチ「…」
???「まぁ良いよね、もっといい場所で暮らそう……」
ジラーチ「…」
~~~~~~~~
~~~~~~
~~~~
44:フライゴン投稿日:2014/07/14 19:47:21 ID:63TiD4K2
???「ジラーチ…ここが僕らの新しい家だ」
ジラーチ「…」
???「素敵な家だよね」
ジラーチ「…」
???「…」
~~~~~~~~
~~~~~~
~~~~
45:フライゴン投稿日:2014/07/14 19:47:44 ID:63TiD4K2
ジラーチ…
~~~~~~~~
~~~~~
ジラーチ…!?
~~~~~~~~
~~~~~
ジラーチ……
~~~~~~~~
~~~~~~
~~~~
~~~~~~~~
~~~~~
ジラーチ…!?
~~~~~~~~
~~~~~
ジラーチ……
~~~~~~~~
~~~~~~
~~~~
46:フライゴン投稿日:2014/07/14 19:50:16 ID:63TiD4K2
???「ジラーチ…」
ジラーチ「…」
???「君は遂に目覚める事はなかったね……」
ジラーチ「…」
???「でも心配しないで」
???「天国でも…ずっと君を……待ってるから」
ジラーチ「…」
???「じゃあね………」
~~~~~~~~
~~~~~~
~~~~
47:フライゴン投稿日:2014/07/14 19:53:23 ID:63TiD4K2
ジラーチ「君は……何処に行ってしまったんだ…」
ジラーチ「寂しいよ……」
~~~~~~~~~
~~~~~~~
~~~~~
48:フライゴン投稿日:2014/07/14 19:54:09 ID:63TiD4K2
~×××××年後~
ジラーチ「君が…ディアルガ……だね」
ディアルガ「…また……お前か……」
ジラーチ「…?」
ディアルガ(これで……何回目だろう……)
終わり
50:此方ハルカ◆afA0Ab9uAQ投稿日:2014/07/14 22:20:09 ID:80EvEtW.
やばいウルッときた
俺涙腺ゆるゆるだからこういうのに弱いんだよね
乙
俺涙腺ゆるゆるだからこういうのに弱いんだよね
乙
49:ゴルバット@ねっこのカセキ投稿日:2014/07/14 22:14:06 ID:IyFi.ODM
乙!
ループものをポケモンでやったのはすごい!
他にSS書いてたりした?
ループものをポケモンでやったのはすごい!
他にSS書いてたりした?
52:フライゴン投稿日:2014/07/14 22:36:42 ID:PVWbFe5A
>>49
メガフライゴン「最近ガブリアスが冷たい」を書いてました
メガフライゴン「最近ガブリアスが冷たい」を書いてました
メガフライゴン「最近ガブリアスが冷たい」
51:ケロマツ@りゅうのプレー ト投稿日:2014/07/14 22:27:52 ID:ATYM3NuY
乙
これはとてもいいSSだ
これはとてもいいSSだ
55:ジグザグマ@くろいビードロ投稿日:2014/07/14 23:29:06 ID:.eU8paNk
乙です
これループ抜け出し編も作ってほしい
これループ抜け出し編も作ってほしい
56:オタチ@ものしりメガネ投稿日:2014/07/15 00:05:18 ID:fgYPc0DA
途中ディアルガがディオルガ(DIO)に(笑)
素晴らしいSSでした(泣)感動
素晴らしいSSでした(泣)感動
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コメント(→コメント投稿)
何フライゴンがジラーチのフリしてんだよ
最初親友ってマサトの事かと思った。
ディオルガ…
いいSS…
無限ループって怖くね
何回も負けてるディアルガさんェ…
わざわざDIOルガ倒さなくても
セレビイのほうが楽なのに
※6
だよなw
吉良○影「一度起こった運命の結果は変わらない」
カッケエbadendだな
最近ss多いな
※9
裁いてもらうがいいわッ!
ディアルガ視点だとこれ結構頻繁にはめつのねがい食らってんのか
セレビィに過去に送ってもらえるように頼めばよかったのに…
セレビィって時代も場所も神出鬼没だから
ジラーチが起きてる1週間で遭遇することはないんじゃ
ごめん、導入から引き込まれなかった
コピペかな?
記憶も無くなるの?
あと、親友も「七日間起きた後に眠りにつく」って分かってるのに何でそんな取り乱してるんだ?
한글조선글(자)우리글안녕하세요처음 뵙겠습니다잘 부탁합니다꒰◍’౪`◍꒱۶✧˖°
セレビィじゃないのか…
いいssだったけど名前フライゴンは草
親友ってマサトじゃねーのかよ!
セレビィの時渡りの方が早いんじゃね?
DIOルガ→テンガン山の頂上に行けば確実に会える
セレビィ→いつどこに出現するかわからないものを1週間で探すとか無理ゲー
これくらいわかるだろ
無限ループ怖い。後7日間はしんどいな。やっぱ。
ジラーチの親友→セレビィかな?→違う
時を操るポケモン→セレビィかな?→違う
(´;ω;`)
マサトじゃないのか 親友
ディアルガさんよく考えたら1日で何万回も破滅のねがいくらってんのかww
時渡りだと過去の自分と出会っちゃてまんま未来日記になっちゃうだろ
時を司ってる奴なら巻き戻す事ができるだろ
タイムスリップ≠タイムリープ
ジラーチは記憶引継ぎ無しみたいだけど、ディアルガは覚えてるのにいつも負けてんのかよw
なんでディアルガはジラーチに何度戦っても勝てな…これ以上はやめておこう
そりゃDIOは調子のって油断して負けるの基本だし…
ジラーチの親友はロコンで千年後にキュウコンとして再会する話だと思って読んでたら全然違ったわ
親友のほうがめちゃくちゃ強くなってディアルガ撃破エンドはよ
無限ループかよ悲しすぎるだろ
ところでこれ
誰か適当なやつに「ジラーチを友達と再開する」と願わせるセルフ願いで上手くいくんじゃね
投稿者がフライゴンなんだよな・・・・。
良い話やったわ、、、
ゼルネアスさんなら1000年くらい余裕で生きそうだし、友達候補だね!
ディアルガはわざと負けているんだよ・・・イイ奴だな
アオギリ…
時を司るってセレビィのことかと思った
別作品だがドラえもんのタイムマシンやタイムベルトを使おう
原始的なやり方だが1000年前に親友をキュレムで冷凍して1000年後解凍すればいいんじゃないの